五大では金仏壇・唐木仏壇・家具調仏壇と多数取り揃えております。
ご希望の仏壇がございましたらお近くの五大の店舗にお越しくださいませ。
お仏壇の役割
お仏壇といえば昔から家にあって、小さい頃から手を合わせていた方も多くみえると思います。
しかし、近年では核家族化も増えている中で小さい頃にお仏壇に馴染みがない方にとっては
「何のためにお仏壇を置くのか」「お仏壇自体が必要なのか」とお考えになる方もみえるかもしれません。
そもそも何のためにお仏壇を安置するのでしょうか?
お仏壇とは、ご本尊をお祀りするため家の中に設置する小さなお寺と考えられ、
信仰の中心となるご本尊をお祀りするためでしたが、時代の変化に伴い信仰の中心となるご本尊だけでなく、
位牌や法名軸を用意してご先祖への感謝を伝えてり対話をするための場所として考えられています。
また最近では、子ども情操教育やご高齢の方の生活にお仏壇に手を合わせることは、
健康にも良い効果があると言われています。
五大ではお仏壇に安置するご本尊や御位牌への祈りの文化を大切にし、 謙虚さ、報恩感謝を学び、合掌することによって今を生きる私たち自身にとって、 気持ち良く過ごせるようまごころ込めてご案内いたします。
金仏壇
金仏壇は極楽浄土の世界観を表現したものであり、主に浄土真宗では金仏壇が望ましいとされています。
金仏壇を造るためには多くの職人(生地師・彫刻師・宮殿師・塗師・金箔押師・蒔絵師・彩色師・錺金具師・組立師など)の手を必要とします。
内部には金箔、全体的に黒く塗らており「塗仏壇」と呼ばれることもあります。
また金仏壇には、産地の職人が1つ1つ伝統に沿った材料と技法で仕上げていく伝統的工芸品から
量産型として製造されたお仏壇まで幅広い種類がございます。
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金仏壇の種類は宗派によって内部の形が異なっております。本願寺派(お西さん)・大谷派(お東さん)・高田派用のお仏壇があり、それぞれの宗派に沿ったお仏具もございますので、五大スタッフにご相談いただければ宗派に合ったものをご提案いたします。ご家庭の宗派や置き場所のサイズなどもお調べいただけるとより具体的にお仏壇をご紹介いたします。
金仏壇の製造には多くの職人が関わっていることもあり、仕上がったお仏壇を見ただけでは
伝統的工芸品と量産品の違いは専門の方でないと見分けにくいものです。
詳細については店頭にてお尋ねください。
唐木仏壇
唐木仏壇は○○宗専用という仏壇はなく、基本的にどの宗派の方でも使用していただけます。
「唐」とは中国の古称であり、中国から輸入された黒檀や紫檀のことを唐木と言われておりました。
唐木材は重量感のある木目の美しさと堅くてキズが付きにくく手入れがしやすいなどの特徴があります。
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また唐木だけでなく、欅や屋久杉などの日本材を使用したお仏壇は「銘木仏壇」と呼びますが、《金仏壇とは異なる木の風合いを前面に押し出したお仏壇》という意味合いから日本材を使用するお仏壇も唐木仏壇と総称されております。唐木材の使用については、無垢・厚板貼り・薄板貼りなど様々な工法があり、近年では新しい技術や技法を用いた黒檀調・紫檀調と呼ばれるお仏壇もございます。
唐木仏壇の場合、黒壇や紫壇の材料が多く使われているほど高級品です。
近年では、プリントや印刷で黒檀や紫檀に似せたお仏壇もありパッと見ただけではほとんど見わけがつきにくいお仏壇もございます。詳細については店頭にてお尋ねください。
家具調仏壇
近年、都市型住宅やマンション等の増加に伴い、仏間や和室がない家が多くなってきたことに合わせ、
リビングや洋間に安置しても違和感のない家具のようなデザインが特徴で
「モダン仏壇」や「都市型仏壇」とも呼ばれております。
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家具調仏壇の特徴としては、従来からある金仏壇や唐木仏壇と比べると欄間や空殿がなく、全体的にシンプルなものが多く、洋家具の材料やガラスを使用したものもあり、収納スペースが多くあるものや椅子がついているお仏壇もございます。ただ、デザインと価格重視で製作されたものが多く、安価な木質繊維板(MDF)に薄い材料を張り付けて製作されており、伝統的なお仏壇のように永年お祀り頂くことができないものもあります。
金仏壇や唐木仏壇の造りと大きく異なりシンプルに仕上げているため、宗派によっては正式なお飾りができない場合がございます。
詳細については店頭にてお尋ねください。
仏具
数珠・進物用線香・ローソクなども販売しております。